お金・銀行
日本と中国のお金の文化って全然違いますよね。中国生活で戸惑う人も多いかと思います。ここでは中国のお金に関する便利な情報をあれこれ紹介したいと思います。
きっとあなたの中国生活に役立つはず!
キャッシュカードの作り方
〇 銀行はどう選ぶ?
中国銀行、中国工商銀行、中国建設銀行、中国農業銀行が中国の4大銀行です。キャッシュカードは大手銀行のものなら安心ですよね。支店数は建設銀行が多いですが、日本との送金、両替などを考えると中国銀行が便利です。
中国生活に慣れてきたら、金利の高い銀行にカードを作って貯金するという裏技もあります。安全に賢くお金をふやせますね!
〇 口座開設の手順
現在中国ではキャッシュレス化や詐欺犯罪対策のため、キャッシュカードを作る際の審査が厳しくなっています。それは外国人においても同じ。銀行によって、提出に必要な証明が異なったり、発行すらしてもらえない場合があります。特定の銀行のカードが作りたい場合は事前に窓口で確認をしておく方が無難。
キャッシュカードが一番作りやすいのはやはり中国銀行。これは海外送金や両替などで外国との取引が多いため。一般的にはパスポート上のビザのコードを確認し、作成可能なビザであれば、窓口でそのまま手続きできます。
それ以外の銀行で作成しようとするなら、「派出所」や「居委会」などが発行する「居住証明」と日本の納税者番号を提出し、審査を待つ必要がある。
① 必要書類を持って銀行へ
②整理券を受取、必要書類を正確に記入
③携帯番号の確認と暗証番号6桁の登録をする
④手数料と預け入れるお金を渡す。
【ポイント】入金や出金があれば携帯にSNSのメールが届く機能をつけよう!一年間24元ぐらいの手数料が必要ですが、これがあると便利で安心。
ATMの使い方
ここでは建設銀行のATMを例に使って紹介します。
【注意】右上のタイムが表示されています。時間までに操作が無いとカードが機械に吸い込まれてしまうので注意してください。時間切れになりそうな場合はとりあえずどれかボタンを押して、再度戻るを押せば大丈夫。
両替の仕方
両替するなら中国銀行の大きな支店へ行くと日本円を多く両替できます。
国家規制があるため、中国元に両替するならどの銀行でも構わないが、日本円に両替する場合は中国銀行のみしか扱っていません。日本円への両替は一回につき500ドルまでの限度額が設けられていますので注意してくださいね。
両替にはパスポートが必要なので忘れずに!
スマホ決済のススメ
今中国ではキャッシュレス化が急激に進んでいます。日本でも中国の決済アプリを使える所が増えてきました。スマホ決済の二大巨頭はWeChat Payと支付宝(ジーフーバオ)。
銀行カードとの紐付け方はほとんど同じ、今回は支付宝を例にプロセスを紹介します。
〇 支付宝のトップ画面で「本人(マイページ)」を開きます。
〇「银行卡(銀行カード)」をタップし、右上の「+」でカードを追加します。
〇 カード番号など必要事項を入力し登録すれば準備完了
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文/編集 by 蘭庭編集部
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